Cultural Appropriation
何かブクマにあった
文化の盗用とは、マイノリティーの文化を不当に搾取したり、盗用することを指す。文化というのは基本的に混じり合ったり溶け合ったりするが、この概念は「文化の交配」そのものを批判するのではなく、それが特定の形式でおこなわれる状況 ― すなわち、先住民や過去に植民地だった地域の文化などについて、その文化的コンテクストが尊重されないまま用いられることを批判する。 例えば、ネイティブ・アメリカンの儀式を文脈を無視して真似たり、不適当なオリエンタリズムに基づいて表層のみを真似したファッションや音楽を取り入れることは、文化の盗用として批判される。反対に、白人文化を黒人が真似たり、アジアの人々が西洋文化を取り入れることが批判されるケースは相対的に少ないと言える。(*1)